「熊野新聞社」改称10周年となりました
いつもご愛読、ご愛顧いただき誠にありがとうございます。皆さまの日頃のご厚情にお礼申し上げます。
さて、早いもので社名を「株式会社熊野新聞社」、題字を「熊野新聞」と「YATAGARASU」に変えて、10年となりました。本来なら今年5月1日付の新聞が10周年の日でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大による世情を考慮し、10周年のお知らせを控えておりました。
新聞離れがいわれ、どこの新聞社も経営や存続が困難な時代となっておりますが、現在も変わらずに新聞発行ができているのは、ひとえに皆さまのおかげだといつも感謝しております。
新聞の発行は弊社だけではできません。熊野新聞を購読してくださっている方々、いつも広告を出してくださる方々、快く取材を受け入れてくださる方々、雨の日も風の日も新聞を各戸まで届けてくれる販売店や配達員の方々がおられて初めて新聞発行ということが可能となります。また、私たちだけでは新聞は作れません。新聞用紙やインクを作ってくれる会社、印刷機械をメンテナンスしてくれる技術者の方などの協力も必要不可欠です。熊野新聞社に関わる全ての方々に改めて感謝申し上げます。
私事ですが、アートディレクターの仲條正義さんが10年前に作ってくださった弊社の一連のロゴには精神的にずいぶん助けていただきました。いつ見ても新しい刺激を与えてくれて、くじけそうな時にはロゴを見て鼓舞されました。余談ですが「ロゴだけは世界一の新聞社」と冗談で言っております。
今年は新型コロナウイルスのため世界的に大変な状況が続いていますが、4月に2回発行した特別カバー号や新型コロナ関連の特別臨時サイト開設など、地域紙として微力ながらも何かしら皆さまのお役に立てるよう、もっともっと頑張っていきたいと存じます。1人でも多くの方に「熊野新聞があって良かった」と思っていただけるような新聞作りに、社員一同、心を合わせて、より一層励んでいく所存でございます。
どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。
末筆ながら皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
2020年10月28日
株式会社 熊野新聞社
代表取締役 寺本一生
▲アートディレクターの仲條正義氏による10周年記念ロゴデザイン