熊野新聞記事アーカイブ
お知らせ|INFORMATION

2015年6月のお知らせ


2015年6月16日

伏拝の盆踊り

県指定文化財。
江戸時代中期ごろから始まり、踊りは音頭取り、囃子方、太鼓、踊り手からなり、すり足を基調としたゆっくりしたテンポです。採り物は扇のほか、五尺いよこ踊りではホロ棒を持ちます。踊りや唄の数は五尺いよこ、笠くずし、角力取踊、右かたげの団七踊など多種。8月中・下旬ごろ公民館などで地区をあげて踊ります。古典の盆踊りを現在までそのまま保存しているのが貴重といわれ、奥熊野の人々の生活と信仰の軌跡を秘めています。

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2015年6月15日

熊野徐福万燈祭

徐福の供養と合わせて初盆を迎える霊を供養する祭り。
花火は8月13日の午後7時30分頃から打ち上げ開始。
夏の夜空を彩る花火が、約2,000発、仕掛約20基により、約1時間半にわたり繰り広げられる。
当地方の夏の風物詩として親しまれている行事の一つです。
8月12日には徐福供養式典がとりおこなわれます。

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2015年6月14日

扇立祭(おうぎたてまつり)

毎年7月14日の午後6時から執り行われる熊野速玉大社夏の例祭。
国宝の檜扇を各神殿に飾り立て、この神扇を通してお参りする行事。
境内には夜店が列び、無病息災、家内安全などを祈願する多くの参拝者で賑わいを見せている。
近年は境内でコンテストなども催されており、参拝者の多くも浴衣姿でくり出し、納涼を兼ねた紀南最大の夏祭りとして有名。

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2015年6月13日

那智の田楽

「那智の田楽」は、足利時代の応永十年に京都から、田楽法師・宗正、法輪を招いて習得したものであると伝えられています。
楽器は、笛、腰太鼓、編木の三種で、笛1人、腰太鼓4人、編木4人、番外の舞人(シテテン)2人の計11人の編成により舞います。舞人の服装は、緞子でつくられた直垂(太鼓の者は赤、編木の者は黄)、袴は白二引の縹色のくくりばかまで、綾藺笠をかむります。
田楽舞を創成期の形をそのままに伝えている、全国的にも数少ない例として国の重要無形民俗文化財に指定されています。

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